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世界で拡散する肺炎を引き起こす新型コロナウイルス。タイの隣のラオスでは、2020年3月24日にはじめて2人の感染者が確認され、3月26日現在では合わせて6人の感染者が確認されています。
以下が在ラオス日本国大使館からの情報です。
1 3月26日,ラオス保健省は,ルアンパバーンで2名,首都ビエンチャンで1名のCOVID-19感染者が更に確認された旨発表しました。当該感染者はラオス国籍の以下の方々です。これで感染者数は計6名になりました。新たな感染者は,いずれもこれまでに感染が確認された方々と接触があったとされています。
○第4例目 ルアンパバーン在住の42歳男性ドライバー
○第5例目 ルアンパバーン在住の42歳男性ドライバー
○第6例目 首都ビエンチャン・シーコータボン郡チャンパー村在住の41歳男性
2 本日,保健省からは,これまでの感染者の行動について,以下の点も発表されています。
(1)3月24日に感染が発表されたクラウンプラザホテル職員の行動
3月4日:TG2570便にてビエンチャンからバンコクに到着。複数の同僚と共にバンコク市内のホリデイインエクスプレスサイアムに宿泊
3月5日:バンコク市内のBangnaの展示会に参加(出席者数1万人)
3月6-8日:バンコク市内のホテルステイブリッジに宿泊
3月9日:5名の同僚と共にTG574便でラオスに帰国。帰国時に咳の症状あり
3月10日:ミタパーブ病院を受診し,居所待機を助言される
3月11-13日:クラウンプラザホテルで12名の同僚と共に同一部屋内で勤務
3月14-15日:2名の同居人と共にSouvany Home Centre, CSC Complex Center Vientianeを訪問
3月16-22日:引き続きクラウンプラザホテルで勤務。Kalear Restaurant,Ping Kai Napong Restaurant及び友人宅を訪問
3月23日:咳,頭痛,筋肉痛,喉の痛み及び呼吸困難の症状により,ミタパーブ病院を再受診し,同日夜に陽性が確認される
(2)第1例目及び第2例目感染者の濃厚接触者は計133名。このうちの13名に対して検査を実施し,現在結果待ちの状態である,現在これらの濃厚接触者は,居所待機に置かれている。
3 以上の情報も参考にしつつ,御自身の今後の行動及び健康管理に十分注意してください。また,引き続き関連情報に注意を払いながら,以下に従って予防に努めてください。
(1)頻繁に手を洗い,石けんや水が利用できない場合は70%以上の擦式アルコール消薬を携行し,ドアノブ等に触れた場合にはその都度消毒を行う。
(2)明らかに病気に罹っている人と接触は出来る限り避ける。
(3)咳やくしゃみ,のどの痛み等の症状がある場合にはマスクを着用する。また,マスクがない場合には咳やくしゃみをする際にティッシュやハンカチ,袖や肘の内側を使って口や鼻を押さえる(咳エチケット)。
【問い合わせ先】
在ラオス日本大使館領事班
開館時電話:021-414-400~403
閉館時緊急電話:020-5551-4891
メール:consular@vt.mofa.go.jp
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