タイでも人気の「8番らーめん」がカンボジア進出

タイにも進出している日本の人気ラーメンチェーン「8番らーめん」が、ついにカンボジアへの進出を発表しました。運営元の株式会社ハチバン（本社・石川県金沢市）は、カンボジアの企業TPLC Holdings Ltd.とエリアフランチャイズ契約を締結したと、2025年4月18日付で公式に発表しました。

「8番らーめん」は1992年にタイ・バンコクでの第1号店オープン以来、全国に店舗網を広げ、現在ではタイ全土で200店舗を超えるネットワークを展開。その手頃な価格と安定した味で、世代を問わず多くのタイ人に愛されてきました。そんな8番らーめんがタイの隣の国であるカンボジアに進出です。

今回のフランチャイズ契約により、TPLC Holdings Ltd.にはカンボジアにおける8番らーめんブランドの独占的な商標使用権と店舗展開権が付与されます。TPLC社は、首都プノンペンを中心に通信・インターネット事業を展開する企業で、今後は新規事業として飲食業への参入を予定しています。

飲食業は地域社会に根ざす重要な産業であるとの共通認識のもと、株式会社ハチバンはこれまでに培った店舗運営・メニュー開発・スタッフ教育のノウハウを活かし、現地企業との協業によってカンボジア市場への本格的な進出を目指すとしています。