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日本の外務省は2016年3月21日、カンボジアの首都プノンペンで、円借款1件及び無償資金協力2件に関する交換公文の署名が行われたと発表しました。
カンボジアではかつては日本が最大の援助国でしたが、昨今は道路建設やインフラ開発援助を大規模の行う中国が最大の援助国なっています。
以下に外務省の発表を転載します。
1) 国道五号線改修計画(プレッククダム-スレアマアム間)(第二期)(供与限度額172億9,800万円)
この計画は,首都プノンペンとタイ国境を結ぶ国道5号線のプレッククダム-スレアマアム間において,既存の本線道路の改修等を行うことにより,対象地域における輸送能力の増強及び輸送効率の改善を図り,もってカンボジアの経済基盤の強化に寄与するものです。今回は第二期として,全体の供与額の一部を供与します。
(2) 供与条件
(ア) | 金利 | : | 年0.01% |
(イ) | 償還期間 | : | 40年(10年の据置期間を含む。) |
(ウ) | 調達条件 | : | 一般アンタイド |
1)第七次地雷除去活動機材整備計画(供与限度額13億7,200万円)
この計画は,カンボジア国立の地雷除去機関であるカンボジア地雷対策センター(CMAC)に対し,地雷除去に係る資機材の整備を行うことにより,地雷除去活動の維持を図り,もって地雷の除去を通じた社会開発の促進に寄与することを目的とするものです。
(2)チュルイ・チョンバー橋改修計画(供与限度額33億4,300万円)
この計画は,首都プノンペンにおいて,首都中心部とチュルイ・チョンバー地区を結ぶ国道6A号線のチュルイ・チョンバー橋を改修することにより,安全で円滑な交通・物流の確保を図り,もって経済基盤の強化に寄与することを目的とするものです。
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