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家にいながら世界が見られる人気番組が日本テレビ『世界の果てまでイッテQ!』。2014年11月9日の放送の回ではタイの不思議な火の玉が紹介されました。
タイのメコン川各地で年に一度だけ見られるというバンファイ・パヤナーク(Bang Fai Phaya Nak、บั้งไฟพญานาค)。陰暦の11月の満月の夜にナーガ神(ナーガ神とはお釈迦様を守る者として古くから崇められてきた龍の姿をした神)がメコン川の底から現れて、祝福の火の玉を吹き上げるという神秘の現象。この時期のメコン川には 10万人以上の観光客が訪れ、音も煙もなく突然火の玉が現れる不思議な現象を楽しむのだそうです。
この不思議な火の玉の正体には大きく2つの説があり、1つはメタンガス説で、川底から沸き上がるメタンガスが何らかの要因で発火し打ち上がるという説。もう1つが花火説で、誰かが密かに花火を打ち上げているのではないかという説なのだとか。
実は、このバンファイ・パヤナークはの真相追求は、政府により一切禁止されているのだそうで、本当のところは誰にもわからないのです。真実は知らないからこそ美しい?
บั้งไฟพญานาคปี 2556 ที่บ้านท่าม่วง รัตนวาปี
世界の果てまでイッテQ!(日本テレビ)
毎週日曜19時58分から20時54分放送
内村光良(ウッチャンナンチャン) ベッキー 手越祐也(NEWS) 宮川大輔 森三中(大島美幸・村上知子・黒沢かずこ) イモトアヤコ 他
http://www.ntv.co.jp/q/
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、なおタイ国政府観光庁によると「バンファイ・パヤナーク」は「龍神の火の玉祭り」と日本語に訳されています。
陰暦の11月の満月の夜、メコン川の中で起こる自然現象が見もの。地元の人々の間では「バンファイ・パヤナーク(龍神の火の玉)」と呼ばれ、卵ぐらいの大きさのピンクがかった光の玉が川面から上空へ浮かび上がります。科学的調査を行っていますが、なぜこの現象が毎年メコン川で起こり、ノーンカーイでしか見られず、安居の最終日に起こるのかについては謎に包まれています。年一回の不思議な現象を見ようと全国から観光客が大挙して訪れています。龍神の火の玉のほか、安居の最終日前3日間にはロングボート・レガッタも開催。最終日にはレースが繰り広げられ、メコン川沿いに住む人々の文化や伝統を垣間みることができます。
http://タイ国政府観光庁より引用
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