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2014年10月23日から31日まで六本木ヒルズ(港区)やTOHOシネマズ日本橋(中央区)などで開催される「第27回東京国際映画祭(27th Tokyo International Film Festival)」の新企画「CROSSCUT ASIA」でタイ映画「メナムの残照(クーカム)」が上映されます。
「メナムの残照」はタイで何度も映像化をされる人気の作品。今回上映されるのは2013年に公開されたナデート・クギミヤ、リッチー・オラネート主演の作品です。
参照 クーカム-タイ人が愛してやまない「クーカム」から、タイと日本の歴史を知る
[ゲスト来場]
キッティコーン・リアウシリクン監督、主演女優オラネート・D・カベレス
<監督プロフィール>
⾳楽系の会社でキャリアをスタート、1990年に著名な映画製作会社で仕事を始める。初のコメディ映画“18-80 Buddy”を監督し、翌年“A Miracle of Ohm & Somwang”を監督。その他の作品には“Goal Club”(01)“Saving Private Tootsie”(02) “Ahimsa Stop To Run”(05)“Bullet Wives”(05)“Buslane”(07)“Dreamteam”(08)“That sounds good”(10)などがある。
なお「CROSSCUT ASIA」では全8本のタイ映画が上映になります。
作品名は以下。
タン・ウォン~願掛けのダンス
コンクリートの雲
先生の日記
タイムライン
ラストサマー
メナムの残照
36のシーン
稲の歌
คู่กรรม(クーカム)
SUN & SUNRISE
2013/タイ/120分 キッティコーン・リアウシリクン
太平洋戦争中のタイ。駐屯する日本軍に反発しながらも誠実な海軍少尉・小堀に惹かれていくタイ人女性アンスマリン。運命のカップルはやがて結ばれるが、抗日活動に身を投じたかつての恋人がアンスマリンの前に現れて…。タイ人なら誰でも知っている物語、4回目の映画化。
太平洋戦争中の1942年。日本軍がバンコクに駐留する。ビルマへの行軍を待つ兵士のなかに海軍少尉の小堀もいた。小堀はある日、美しい少女アンスマリン(「太陽」の意)と出会い惹かれていく。タイ政府高官であるアンスマリンの父親の発案で、日タイ友好の証にアンスマリンは小堀と結婚することになる。小堀は彼女を「日出子」と呼んで愛し、日本軍への反発心を持っていたアンスマリンも徐々に小堀に惹かれていく。しかし運命のカップルの上にも戦火が迫る。原作は女性作家トムヤンティが1960年代に発表した小説「メナムの残照」(原題は“Khu Kam”「運命のカップル」の意)。角川文庫などから邦訳も出ているが、タイでは4回の映画化(1973年、88年/TIFF89出品、95年、2013年)、6回のテレビドラマ化(1970年、72年、78年、90年、2004年、13年)がなされ、主人公の息子を描いた続編もあるなど、誰でも知っている戦時下の悲恋物語である。今回の最新版で小堀を演じた若手スター、ナデート・クギミヤ(釘宮)は養父が日本人との由。
[日程]
2014年10月23日(木)~31日(金)
[会場]
六本木ヒルズ(港区)TOHOシネマズ 日本橋(中央区)他
[ウェブ]
http://tiff.yahoo.co.jp/2014
[チケット]
10月11日(土)からticket boardで発売開始。
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