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タイのメディアの記事を見ていて違和感を感じるのがプライバシーに対する考え方。上の二枚の写真は、電車の中で足を大きく開くマナー知らずの男性と、同じく電車の中で大きなお腹を出して立つ外国人女性。いずれも某メディアによって掲載されたものですが、見るからに一般人の盗撮写真で、しかもモザイクもなく顔もはっきり分かるようになっていました。(上の写真は当サイトでモザイク加工をしました。)
一方日本では、スマホのカメラを女性に向けただけで逮捕されたと話題になりました。それに盗撮画像をインターネットで公開しようものなら、批判の的になり大炎上は必至です。しかしタイではメディアが同様のことを悪びれること無くやってしまうのです。またSNSには、マナー違反の人々を盗撮して晒すグループまで作られているほどで、タイ人のプライバシーに対する考え方は日本人と大きな違いがあるようです。
タイでは、事件に関わった外国人が、実名はもちろん、パスポートの顔写真のページまでメディアに掲載されてしまうということが度々あります。それが犯人の実名やパスポートであれば納得も出来ますが、なんと被害者や自殺者の実名やパスポートが公開されてしまうのですから驚きです。
先月には日本を含む21カ国の大使が、「外国人被害者のプライバシー尊重を」と、タイのメディアに要望書を提出したのだそうです。これで多少は被害者のプライバシーが守られるようになると良いのですが・・・。
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