|
|
タイで千円あれば何が出来るのかシリーズ第2弾は、バンコク都心での宿泊編です。
世界中のバックパッカーが集まる”カオサン通り”エリアであれば、いくらでも千円で泊まれるホテルやゲストハウスがあります。宿泊費どころか、食費を含めた一日の生活費を千円でまかなうというという話は有名です。
ではバンコクのど真ん中でも、千円で宿泊することは可能なのでしょうか?スカイトレイン(BTS)と地下鉄(MRT)が交差し、巨大なショッピングエンターや高級ホテルやオフィスビルが立ち並ぶ”アソーク”に行ってきました。
※千円=393バーツ(2012年6月28日 カシコン銀行のレート)
交通渋滞の酷いバンコクでは、スムーズに移動するためにスカイトレインや地下鉄が欠かせない足となっていますが、 その二つが唯一接続しているのが、アソーク(BTSアソーク駅とMRTスクンビット駅)です。アソークにはシェラトンホテルやウエスティンホテルなどの高級ホテルが立ち並び、最近では最新の巨大ショッピングセンター・ターミナル21もオープンしました。最大手レコード会社GMMグラミーのオフィスがあるのもアソークです。
スカイトレインと地下鉄の駅から徒歩5分という最高の立地にある「アソーク・モントリー・ホステル (Asoke Montri Hostel)」。白い外観がかわいいミニホテルです。 入り口には宿泊料金が貼りだされているので見てみると、最安のお部屋がなんと420バーツ。日本円にすると約1100円です。
流石にこの立地で一部屋千円というのは厳しいようで、ドミトリーと呼ばれる大部屋への宿泊になります。バックパッカーにはお馴染みの「ベッドを借りる」というシステムです。 ここでは一部屋に6人の宿泊ができるのですが、もしかしたら部屋を1人で独占できるかもと淡い期待を抱きつつチェックインしてみると・・・満員です(笑)
私に与えられたベッドは二段ベッドの上段。エアコンの効いた涼しい部屋で、気持ちよさそうに寝ている人の邪魔にならないように、まずは携帯電話をマナーモードにし、出来るだけ音を立てないように注意を払いながらベッドへ。そこには綺麗に洗濯された真っ白なシーツと、厚手の掛け布団、バスタオルが準備されています。プライベートの電灯やコンセントもあるのも嬉しいです。また鍵付きのロッカーも備え付けられているので防犯対策もバッチリです。
バス・トイレは共同。水シャワーです。
一階のフロント前には旅行者同士で語り合う団欒スペースが。インターネット(WiFiあり)も無料で、冷蔵庫の飲料水も無料サービスです。大型テレビにDVDもありますので、みんなで映画鑑賞なんていう楽しみ方もできそうです。
—
千円で都心に宿泊編はいかがでしたでしょうか。実際は多少千円を超えてしまいましたが、とっても快適なミニホテルでした。宿泊せずに、シャワーを浴びて仮眠を取るために利用するというのも良いかも知れません。
アソーク・モントリー・ホステルには、今回紹介したドミトリーの他にも、女性専用のドミトリーやプライベートルームもありますので、状況や予算に応じて宿泊が可能です。
Address: 16/19 Soi Sukhumvit 19, Sukhumvit Rd., Klongtoey Nua, Wattana, Bangkok, Thailand 10110
Email: asokmonri19@gmail.com
Tel: +668-9479-7612
web: http://www.asokmontrihostels.com/
おしまい (2012年6月27日掲載)
関連記事