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【2025年4月7日】タイ警察中央捜査局(CIB)は、RTP SWAT Challenge 2025における初戦「ASSAULT EVENT」において、特別作戦部隊“ハヌマーン”が第一位を獲得したと発表した。会場となったペッチャブリー県チャアムのカイヤナレスワンは、沈黙と熱気が同居する戦術の聖地であり、数多の闘志が交差する地でもある。
競技内容は、障害物の突破、標的の正確な射撃、そして要救助者の模擬救出という過酷な戦闘行動が複合されたもの。総勢27チームが挑む中、CIB“ハヌマーン”は、その名のごとく俊敏かつ力強い動きで任務を遂行し、頂点に立った。これが実力の発露だったのか、それとも一瞬の閃光だったのか、いや、そんなことは意味はなさない。ただ、そこに立っていた――それがすべてであると言えるだろう。
一方、同じくCIBから出場した水上警察の特殊部隊“マッチャヌ”もまた、12位という結果でステージを終えた。その姿には派手さこそなかったが、積み上げられた訓練と静かな覚悟が確かに宿っていた。栄誉とは時に順位ではなく、背中に滲む重さで測られるのかもしれない。そう考える者がいたとしても、不思議ではない。
RTP SWAT Challengeは、まだ始まったばかりだ。残る4つのステージが何をもたらすのか、誰にも分からない。ただ一つ言えることは、CIBがこの戦場に確かに存在しているという事実。それはまだ言葉にはならないが、形なき印象となって記憶に刻まれ始めている。
タイ中央捜査局(CIB)
プロフェッショナルで中立、国民と共に。
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