【エイプリルフールに注意】サイバー警察「偽ニュースの作成・拡散は厳しく取り締まる」

【2025年4月1日 】毎年4月1日は「エイプリルフール（วันเมษาหน้าโง่）」。タイでもSNSなどで冗談や嘘の投稿が多く見られます。しかし、地震被害の現在の状況を踏まえ、警察当局は強く注意を呼びかけています。

タイ国内では先日、各地で地震が発生し、バンコク・チャトゥチャック地区では建物が倒壊するなど、大きな被害が出ました。このような状況の中、悪意のある嘘や不適切な冗談は、社会に混乱や不安をもたらす可能性があります。

これを受けてタイ警察のサイバー犯罪部門は、「エイプリルフールであっても、虚偽情報の作成や拡散は厳しく取り締まる」と警告しています。

特に、以下の行為は法律違反となり、処罰の対象となります。

■ 虚偽情報・フェイクニュースの投稿
違反：コンピューター犯罪法 第14条(1)
罰則：禁錮5年以下、罰金10万バーツ以下、またはその両方

■ 虚偽情報の拡散・再送信
違反：コンピューター犯罪法 第14条(15)
罰則：禁錮5年以下、罰金10万バーツ以下、またはその両方

■ 虚偽情報の共有や、侮辱的コメント・誹謗中傷への加担
違反：刑法第328条（広告による名誉毀損）
罰則：禁錮2年以下、罰金20万バーツ以下