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ベルギー人MMAファイター、パタヤでインド人グループと乱闘、タイ人妻「彼らには倒せなかった」

2025年3月21日 配信

タイ東部チョンブリ県パタヤで1人のヨーロッパ人男性がインド人グループと激しい乱闘を繰り広げる映像が拡散され、話題となっています。事件の背景には、コンドミニアムの入り口を塞いでいた車を巡るトラブルがあったことが明らかになりました。各報道が伝えています。



この乱闘に関与したのは、ベルギー人の総合格闘技(MMA)ファイター、マクシム・アルビルさん(22歳)です。事件は3月16日深夜0時頃、チョンブリー県バンラムン区ノンプルーのコンドミニアム前で発生しました。

駐車トラブルが原因で乱闘に発展、インド人側は集団で応戦

アルビルさんのタイ人妻によると、事件当夜、インド人観光客がコンドミニアムの入り口を塞ぐ形で車を駐車していたとのことです。しばらく待っても移動する気配がなく、口論が始まりました。やがて言い争いがエスカレートし、殴り合いに発展したといいます。

さらに約5分後、別のインド人男性2人が加勢し、アルビルさんは1人で複数人を相手に戦う状況になりました。

当時、コンドミニアムの警備員は1人しかおらず、状況に圧倒されて止めることができなかったとのことです。そのため、アルビルさんは1人で5人以上のインド人グループと戦わざるを得ませんでした。

「彼らは彼を倒せなかった」 妻が語るMMAファイターの実力

「彼らは彼を倒せませんでした。彼は体格が大きく、ボクシングの経験もあるからです。ムエタイも愛しており、その点でも有利でした」と妻は語っています。

その後、約20分後に警察が到着し、乱闘は収束しました。救急隊が負傷者の手当てを行い、警察で事情聴取が実施されました。しかし、アルビルさんは告訴しない意向を示したといいます。

「彼は問題を起こしたくないのです。タイとベルギーを行き来しているので、裁判に何度も出向くのは避けたい。謝罪を受け入れて終わりにしました」と妻は説明しました。

インド人グループはタイ在住か?流暢なタイ語を話す姿も

事件に関与したインド人男性たちは、流暢なタイ語を話していたことから、以前からタイに居住していた可能性が高いとされています。警察はすでに関係者に連絡を取り、さらなる詳細を調査しているとのことです。

 

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