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フィリピン当局から国際指名手配されていた詐欺容疑のフィリピン人夫婦が、タイ国内で逮捕されました。夫妻は150件以上の逮捕状が出されており、フィリピン国外に逃亡し、タイ国内に潜伏していました。タイ入国管理局が2025年3月19日に明らかにしました。
捜査はフィリピン大使館からの要請を受け、タイ警察の入国管理局(スパシャル・インベスティゲーション部門)が中心となって進められました。逮捕されたのは46歳の男と47歳の女で、両者は投資詐欺のネットワークを運営し、多くの被害者を生んだとしてフィリピン当局から手配されていました。国際刑事警察機構(インターポール)もこの件について「レッドノーティス(国際指名手配)」を発行していました。
タイ警察は、二人が国外逃亡者であることから、タイでの滞在許可を取り消し、入国禁止リストに追加。さらに、ペッチャブリー県チャアムにある住宅を調査した結果、夫妻が潜伏していることを確認し、現場に踏み込んで逮捕しました。
取り調べに対し、二人はフィリピンで投資会社を経営していましたが、資金難によって経営破綻し、その後逮捕状が出されたためタイへ逃亡したと供述しました。現在、入国管理局第3課で身柄を拘束し、法的手続きを進めています。
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