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写真はイメージです。写真の犬は定期的にワクチンを接種しています
タイ保健省疾病管理局(DDC)は、検査した835件のサンプルのうち54件が狂犬病に感染した動物であることを確認しました。感染率が最も高かったのは犬で、その後に牛、水牛、猫が続きました。感染拡大を抑えるため、家畜開発局(DLD)は動物伝染病法に基づき一時的な感染地域を指定し、30日間の疾病管理措置を実施してさらなる拡散を防ぐことを発表しました。2025年3月18日にタイ政府メディアNNTが伝えています。
保健当局は、人々に野良動物との接触を避けるよう呼びかけるとともに、ペットを扱う際には十分な注意を払うよう助言しています。狂犬病の疑いのある動物に噛まれたり引っかかれたりした場合は、直ちに石けんと流水で10〜15分間傷口を洗浄し、消毒薬を塗布し、動物の感染兆候を観察しながら、速やかに医療機関を受診し、暴露後ワクチン接種を受けるよう推奨しています。
政府はまた、ペットの飼い主に対し、犬や猫に毎年ワクチン接種を行い、免疫力を維持することで狂犬病の感染を防ぐよう強く求めています。さらに、感染の可能性がある動物の製品を取り扱ったり摂取したりすることを控えるよう警告し、責任あるペットの飼育が感染拡大防止に不可欠であることを強調しています。
当局は引き続き状況を注視し、感染のさらなる拡大を防ぐために国民の協力と迅速な医療対応を求めています。
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