タイ運輸省は、2025年4月11日から17日までのソンクラーン（タイ正月）休暇期間中、国内線の運賃を30％割引し、さらに2万5000席を追加することを発表しました。
ソンクラーン期間中は航空運賃が高騰する傾向にありますが、政府は国内航空会社と協力し、運賃の上限を30％引き下げる対策を導入しました。さらに、124便を増便することで、混雑を緩和する方針です。
対象航空会社
この施策には以下の航空会社が参加します。
- バンコク・エアウェイズ
- ノックエア
- タイ・エアアジア
- タイ・ライオンエア
- タイ・ベトジェットエア
割引運賃および増便対象の路線
- バンコク – プーケット
- バンコク – チェンマイ
- バンコク – クラビ
- バンコク – サムイ
- バンコク – ナコンパノム
- バンコク – ウドンタニ
- バンコク – ウボンラチャタニ
- バンコク – チェンライ
- バンコク – コンケン
- バンコク – ハジャイ
- バンコク – ナコンシータマラート
運賃上限の引き下げ、購入は3月16日から
今回の施策により、通常ピーク時には5,000バーツまで上昇する「バンコク – チェンマイ」路線の運賃は、3,500バーツの上限が設定されます。
割引運賃のチケットは3月16日（土）から3月20日（水）まで、各航空会社のウェブサイト、コールセンター、チケットカウンターで購入できます。
タイ・エアアジアが最大1万席を追加、タイ航空はワイドボディ機を投入
タイ・エアアジアは今回の追加座席の中で最も多い1万席を提供し、その他の座席は各航空会社に分配されます。
また、タイ国際航空（タイ航空）は、バンコク – プーケット、バンコク – チェンマイ、バンコク – クラビなどの主要路線にワイドボディ機を投入し、1,228席を追加する計画です。
運輸省は、ソンクラーンを祝う人々が手頃な価格で快適に移動できることを目的としており、今回の施策によって国内観光の活性化が期待されています。
