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エクスペディア・ジャパンは2025年3月10日、2025年のゴールデンウィークに向けた海外旅行の検索データをもとに、「人気海外旅行先ランキング」と「人気上昇ランキング」を発表しました。特に物価の安いベトナムの都市が注目を集め、検索数が大幅に増加していることが明らかとなりました。なお、タイのバンコクは4位でした。
エクスペディアのデータによると、2025年のゴールデンウィーク期間中の海外旅行検索数は、前年比105%と微増しました。円安や物価高の影響を受けつつも、海外旅行の需要は依然として堅調なようです。
「2025年ゴールデンウィークの人気海外旅行先ランキング」では、1位「ソウル」、2位「台北」、3位「ホノルル」と、昨年秋や冬のランキングと同様の顔ぶれが並びました。特に「ソウル」は、冬場の冷え込みの影響で順位を落としましたが、暖かい春のゴールデンウィークでは再び首位に返り咲きました。
また、4位に「バンコク」、5位に「新北(台湾)」、7位に「シンガポール」、8位に「香港」、9位に「バリ島」がランクインしました。アジアの都市が上位10か所のうち7か所を占め、円安の影響で比較的渡航費が抑えられるアジア圏への旅行需要の高さがうかがえます。
検索数の前年比伸び率を基にした「海外旅行先 人気上昇ランキング」では、1位「ホイアン」、2位「ホーチミン」、3位「ダナン」と、ベトナムの都市がトップ3を独占しました。特にホイアンとダナンはゴールデンウィーク期間中が乾季にあたり、快適に観光を楽しめる点が評価されたようです。
物価の安さが魅力のベトナムは、円安の影響を受けても比較的リーズナブルに旅行できることから、注目度が急上昇しています。リゾート地として人気の高いダナンや、歴史的な町並みが楽しめるホイアンへの関心が高まっています。
今回のランキングからも、2025年のゴールデンウィークにおいては、引き続きアジアが人気の旅行先となることが予想されます。特に物価の安い都市への関心が高まり、タイやベトナムといった東南アジアの観光地がさらなる人気を集める可能性があります。
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