世界の食の都市ランキングでバンコクが2位、トップはニューオーリンズ

雑誌『Time Out』は2025年3月11日、「世界の食の都市ベスト20」ランキングを発表し、タイの首都バンコクが第2位に選ばれました。

このランキングは、各都市の料理の美味しさや価格の手頃さ、革新性、利便性などを総合的に評価したものです。バンコクは昨年の6位から大きく順位を上げました。

バンコクは特に、ミシュランの二つ星レストランのテイスティングメニューが世界でも最も手頃な価格で提供されている点や、街中に数多くの飲食店があり、屋台文化と高級レストランの両方が共存している点が高く評価されました。また、デリバリーサービスの充実度も利便性の面で評価を受けています。

『Time Out』の評価によると、バンコクはすでに優れた食文化を誇る都市ですが、今後、新たなメニューの開発や価格のさらなる手頃さが進めば、より高い評価を受ける可能性があるとされています。

1位に輝いたのはアメリカのニューオーリンズで、3位にはスペインのサンセバスチャンがランクインしました。

「世界の食の都市ベスト20」ランキング（2025年版）

1位　ニューオーリンズ（アメリカ）
2位　バンコク（タイ）
3位　メデジン（コロンビア）
4位　ケープタウン（南アフリカ）
5位　マドリード（スペイン）
6位　メキシコシティ（メキシコ）
7位　ラゴス（ナイジェリア）
8位　上海（中国）
9位　パリ（フランス）
10位　ジャカルタ（インドネシア）
11位　マラケシュ（モロッコ）
12位　リマ（ペルー）
13位　リヤド（サウジアラビア）
14位　ムンバイ（インド）
15位　アブダビ（UAE）
16位　カイロ（エジプト）
17位　ポルト（ポルトガル）
18位　モントリオール（カナダ）
19位　ナポリ（イタリア）
20位　サンホセ（コスタリカ）

■The world’s 20 best cities for food right now｜TimeOut