プーケットが観光収入トップ、2024年の観光収益は4975億バーツに

タイ観光・スポーツ省観光局の統計によると、2024年の観光収入で世界的ビーチリゾートで知られるプーケットが4975億バーツ（約140億米ドル）を記録し、タイ国内で最も収益を上げた県となりました。

プーケットに続いて、パタヤやシラチャがあるチョンブリーが3168億バーツ（約90億米ドル）、サムイ島やパンガン島やタオ島があるスラタニが1191億バーツ（約30億米ドル）と、観光業が活発な地域が高い収益を上げています。そのほか、チェンマイ、クラビー、プラチュワップキーリーカン、パンガー、ソンクラー、チェンラーイ、カンチャナブリーなども上位にランクインしました。

タイ政府は2025年を「タイ観光の黄金の年」と位置づけ、年間を通じた旅行の促進や、観光収益の地域間格差の是正を目指しています。また、観光局は「ホームステイ・スタンダード・プログラム」を通じて観光基準を向上させ、旅行者の信頼を高め、富裕層観光客の誘致にも力を入れていく方針です。