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タイ南部クラビ空港のトイレで大量の大麻を押収、シンガポール向けの可能性

2025年3月10日 配信

2025年3月8日夜、タイ南部クラビ県のクラビ国際空港の男子トイレで大量の大麻が発見されました。警察は、密輸目的で持ち込まれたものの、何らかの理由で放置された可能性があるとみて捜査を進めています。各報道が伝えています。



事件が発覚したのは、クラビ国際空港の国際線ターミナル近くの3階にある男子トイレです。警備担当者が不審なスーツケースを発見し、警察に通報しました。トイレのドアは内側から施錠されており、犯人が荷物を残して逃走したとみられています。

警察がスーツケースの中を確認したところ、真空パックされた大麻の花穂が7袋、合計15キログラムが入っていました。また、薄緑色のノースリーブTシャツ6枚と白いタンクトップ1枚も発見されました。

クラビ警察は、空港の監視カメラ映像を確認し、スーツケースがトイレに置かれた経緯を調査しています。最後のシンガポール行き直行便は午後11時30分に出発しており、大麻は密輸される予定だったものの、何らかの事情でトイレに放置された可能性が高いとみられます。

もし密輸が成功していれば、大麻の価値は相当な額になっていたと考えられます。現在、警察は関係者の特定を進めており、法的措置を検討しています。

 

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