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2025年3月6日、タイ南部のプラチュアップキーリーカン県にある小学校で、教師の男(32)が児童へのわいせつ行為の疑いで逮捕されました。男は過去に優秀な教師として表彰されており、今回の事件は地元社会に大きな衝撃を与えています。
サイバー警察の発表によると、逮捕された男は英語教師です。警察は、アメリカの児童行方不明・搾取センター(NCMEC)からの情報提供を受け、捜査を開始しました。
捜査の結果、男の自宅からは、児童のわいせつな画像や動画が約2万点も押収されました。これらのデータには、男自身が作成した児童ポルノも含まれていました。
警察の調べに対し、男は容疑を認め、教室や図書館で長年にわたり児童へのわいせつ行為を繰り返していたことを供述しました。また、行為の後に児童に金銭を与えていたことも明らかになっています。
現時点で、特定された被害者は8人です。しかし、警察は余罪があると見ており、被害者はさらに増える可能性があります。被害者の多くは男子児童で、中には10年以上にわたって被害を受け続けていた児童もいるとのことです。
男は小学校で英語を教えており、過去には教育地区レベルで優秀な教師として表彰された経歴を持っています。近隣住民は「まさかこんなことをする人だとは思わなかった」と驚きを隠せません。
警察は、男の余罪について詳しく調べるとともに、共犯者がいないかについても捜査を進めています。また、被害者とその家族に対しては、専門家によるカウンセリングなどの支援が行われる予定です。
この事件は、タイ国内で大きなニュースとして報じられており、児童の保護と教育現場における安全性の確保が改めて重要な課題として浮き彫りになっています。
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