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2025年大阪・関西万博に向けて、タイパビリオンの建設が進行しています。3月5日に開催された「展示・広報小委員会」の会合では、建設の進捗率が90%に達していることが報告されました。タイ広報局が2025年3月5日に伝えています。
同会合には、タイ政府広報局(PRD)を代表してDr. Nutthanun Rajanakorn氏が出席し、保健サービス支援局のPanuwat Panket局長、タイパビリオンアドバイザーのSura Wisetsak氏らと共に、万博への参加に関する議論が行われました。
この会合では、21の政府機関および民間企業が参加する「一時展示」のために、約2,655万バーツ(約79万3,000米ドル)の予算が承認されました。また、タイパビリオンの展示内容や来館者の動線設計についても話し合われました。
タイパビリオンでは、同国が世界的な医療ハブとしての地位を確立していることをアピールするため、1つのグローバル・ヘルス・デスティネーション、10のユニークなタイの魅力、公共医療システムの100の強み、1,000の医療施設、10,000の健康料理オプション、100,000の免疫向上製品、1,000,000の満足の笑顔をテーマに掲げています。
展示ではプロジェクションマッピングや視覚・味覚・嗅覚・音・触覚を活用した体験型コンテンツを導入し、タイの医療とウェルネスの魅力を多角的に発信する予定です。
また、会合では来館者にタイの魅力をより直感的に伝えるため、ワット・アルンや王宮(グランド・パレス)といった有名なランドマークの要素を取り入れる案が提案されました。さらに、ピーク時の混雑を避けるための最適な動線設計についても議論が交わされました。
タイ政府広報局(PRD)は、万博に関する情報を幅広く発信するため、テレビ、ラジオ、オンラインメディアを活用し、公式多言語ウェブサイト「www.thailand.go.th」において日本語を含む複数言語での情報提供を行うことを明らかにしました。
タイパビリオンの公式ウェブサイト(https://thailandpavilionworldexpo2025.com/)でも最新情報が公開されています。
2025年大阪・関西万博は、2025年4月13日から10月13日までの6か月間、大阪・夢洲で開催され、約2,800万人の来場者が見込まれています。タイパビリオンの準備が着々と進む中、今後の最終仕上げに向けた動向にも注目が集まります。
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