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タイ南部スラタニ県のパンガン島で2025年3月1日、ナイジェリア人の男が逮捕され、コカイン約25グラムが押収されました。警察は、男が外国人観光客向けに薬物を販売していたとみて捜査を進めています。
警察によると、男は車を使って島内を巡回しながら薬物を配達し、観光客に販売していたとみられます。捜査の結果、コカイン約25.71グラムが押収され、黒のマツダ2の車両および携帯電話2台も証拠として押収されました。
逮捕は、事前の監視と囮捜査によって行われました。警察は男の動向を把握した上で、囮捜査官がメッセージアプリを通じて接触し、パンガン島ムー1地区の市場付近でコカインの取引を持ちかけました。男が指定された場所に現れ、コカインを手渡した直後、警察は薬物が本物であることを確認し、その場で身柄を確保しました。
男には、第二種麻薬(コカイン)の販売目的所持および許可なくコカインを販売した容疑がかけられていますが、コカインの使用容疑については否認しているということです。
警察の取り調べによると、男はパンガン島を拠点に活動する大規模な麻薬密売人で、プーケットやクラビなど他の観光地にもコカインを供給していたとみられます。1グラムあたり6,000バーツで販売し、他県への配達には追加料金を請求していました。警察の監視を避けるため、郵便サービスは利用せず、専属の運び屋を使って配送していたことも分かっています。
警察は、男の販売ルートや背後関係について引き続き捜査を進めています。
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