決断の遅れは命取り！銃撃事件発生時の「生存本能」を鍛える

【2025年2月28日】タイ警察中央捜査局（CIB）は、突発的な銃撃事件に直面した際の生存戦略を学ぶため、「Active Shooter 市民編」訓練を実施した。2月28日午前9時、バンコク・ラクシー区のタイ軍戦略研究センターにて、観光警察の作戦・情報担当官を対象に、CIBのパトロール部門が指導にあたった。

銃声が鳴り響いたとき、人はどうするべきなのか。逃げるのか？隠れるのか？いや、それとも……。その選択を誤れば、すべてが終わる。訓練の目的はただひとつ——生き残るための知識と技術を、身体に叩き込むこと。

銃撃が発生したその瞬間、理屈は通じない。混乱の中、叫び声が響き、周囲の視線が交錯する。次に何が起こるのか、それを知る者はいない。逃げるべきか、それとも身を潜めるべきか。いや、もはや時間の猶予はない。その場にとどまるのが正解なのか、それとも動くべきなのか——それを決めるのは、生存本能と冷静な判断力だけだ。

CIBは、銃撃事件発生時の状況判断、適切な行動、身を守る術を徹底的に指導。危機の瞬間に求められるのは、冷静さと即応力だ。訓練の中で、参加者たちは決断の遅れが致命的な結果を招くことを知った。

果たして、この訓練が必要になる日が来るのか？いや、そんなことは意味をなさない。生き残るかどうかは、運命に委ねられるものではない。備えた者だけが、生存するのだ。

タイ警察中央捜査局（CIB）
プロフェッショナルで中立、国民と共に。