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©ナレースワン大学
2025年2月27日、秋篠宮殿下がタイ北部ピサヌローク県のナレースワン大学を訪問され、同大学の「ナレースワン大王記念ホール」において、畜産学の名誉博士号が授与されました。授与式には、大学幹部、教職員、学生らが参列し、秋篠宮殿下をお迎えしました。
秋篠宮殿下は、特に在来種の鶏、野生の鶏、家禽の研究において卓越した学術的功績を収められています。東南アジア地域を含むタイ各地を何度も訪れ、自ら標本を収集し、人と鶏との関係を深く研究。野生の鶏がどのように家禽へと進化したのかを体系的に説明し、国際的な学術誌にも継続的に研究成果を発表されています。
こうした国際的に認められた畜産学分野での優れた研究成果を称え、ナレースワン大学は満場一致で、秋篠宮殿下に畜産学の名誉博士号を授与することを決定しました。
また、授与式に合わせて、秋篠宮殿下の研究や日タイの学術交流に関する特別展示が開催されました。さらに、会場は日本とタイの文化を象徴する装飾で彩られ、菊の花や蘭の花が用いられました。
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