2025年2月28日 配信
タイ中央捜査局(CIB)は2025年2月27日、タイ東北部ウドンタニ県クムパワーピー郡のカラオケ店で、18歳未満の少女を売春に関与させていたとして、店のオーナーの男を逮捕したと発表しました。
捜査当局によると、このカラオケ店では少女たちがウェイトレスとして接客しながら、1回2,000~3,500バーツで性的サービスを提供していたということです。さらに、店のオーナーは、客が少女を外に連れ出す際に1回300~500バーツの手数料を徴収し、支払いは現金のほか、少女たちの銀行口座を利用して自身の口座に送金させる形で利益を得ていたとされています。
今回の捜査は、18歳未満の少女が売春を強要されているとの情報を受け、人身売買取締部が潜入捜査を実施した結果、店内での実態が確認されたものです。捜査官が客を装い店を訪れたところ、少女たちが飲食の提供に加え、売春を持ちかける様子が明らかになりました。
当局は少女たちを保護し、店のオーナーの男を逮捕しました。人身売買、無許可営業、外国人労働者の違法雇用などの容疑で捜査を進めています。