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横浜市は2025年2月26日、市内の医療機関から麻しん(はしか)患者の届出があったことを発表しました。患者は20代の女性で、2月上旬にタイから帰国後に発症しました。市の衛生研究所が遺伝子検査を行い、麻しん陽性と確認されました。
患者は発症前後に公共交通機関を利用しており、横浜市は同じ時間帯に東急東横線や京王バスを利用した人に対し、発熱や発疹など麻しんの症状が現れた場合は医療機関に事前連絡の上、受診するよう呼びかけています。
感染可能期間中に患者が利用した主な交通機関は、2月16日と17日の東急東横線(綱島駅〜渋谷駅)や京王バス(渋谷駅〜幡ヶ谷駅)、2月21日の東急東横線(綱島駅〜菊名駅)などです。
麻しんは空気感染、飛沫感染、接触感染によって広がる感染症で、免疫がない人が感染すると、ほぼ100%発症するとされています。発熱、咳、鼻水などの症状が現れた後、39度以上の高熱と全身の発疹が出ることが特徴です。ワクチン接種によって予防可能であり、特に2回の接種で高い免疫を得られます。
市は、患者と同じ時間帯に公共交通機関を利用した人に対し、21日間の健康観察を行うよう推奨しており、発熱や発疹などの症状が出た場合は、医療機関に事前連絡の上、公共交通機関の利用を避けて受診するよう呼びかけています。
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