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タイ東部のプラーチーンブリー県で2025年2月26日、視察研修に向かっていた観光バスが横転し、18人が死亡、31人が負傷する事故が発生しました。タイ政府は被害者の支援を進め、運輸省に調査を指示しました。
事故はプラーチーンブリー県ナーディー郡の道路304号線で発生しました。ブンカーン県の地方自治体職員らを乗せた2階建てバスがラヨーン県へ向かう途中、急カーブでブレーキが効かず、道路脇のバリアに衝突しました。
政府は被害者への補償策を発表し、司法省は遺族に最大9万バーツ(約37万円)、内務省は死亡者1人につき50万バーツ(約205万円)の補償金を支給する方針です。遺族や負傷者への心理的ケアも提供されます。
ペートーンターン・チナワット首相は「犠牲者とその家族に哀悼の意を表します。事故の原因を調査し、再発防止に取り組みます」と述べ、運輸省に安全対策の強化を指示しました。
運輸省と警察はバスの安全基準や運転手の経歴、道路設計の調査を進めています。非定期観光バスの安全性が問題視され、政府は規制強化を検討しています。
死亡した18人の遺体はブンカーン県へ搬送され、遺族に引き渡されました。3月1日に葬儀が予定されています。
この事故を受け、視察研修の安全管理の見直しが求められています。
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