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税の迷宮に潜む影、CIBが国境で制する

2025年2月27日 配信

【2025年2月26日】タイ警察中央捜査局(CIB)が動いた。カンボジアとの国境、アランヤプラテート検問所で、ひとりの女が逮捕された。税務書類の不正利用に関与した企業の取締役のひとりだった。だが、それがどれほどの意味を持つのか――それを問うまでもなく、CIBはすでに動いていた。



問題の企業は廃材やリサイクル素材の販売を行っていた。しかし、税務調査で発覚したのは138枚の不正な税務請求書。実態のない企業が発行したもの、あるいは正規の企業による不正な発行。こうして600万バーツの損害が生じたという。事態を重く見た税務署は経済犯罪捜査課(BIE)に刑事告発。捜査の末、企業の取締役だった女の関与が浮上した。

その姿が国境の検問所にあった。逃げるつもりだったのか、それとも偶然そこにいたのか。それは分からない。ただ、CIBの捜査員たちは静かに包囲網を敷いた。

「違法な税務請求書の使用」告げられたその瞬間、彼女は何を思ったのか。驚きか、それとも諦めか。あるいは、何も思わなかったのか。だが、それはもはや問題ではない。CIBの手が、静かに彼女の腕を掴んだ。

この作戦を指揮したのは、CIBの精鋭たち。彼らの動きが、またひとつ闇を断ち切ったのか。そう考える者がいたとしても、不思議ではない。

タイ警察中央捜査局(CIB)
プロフェッショナルで中立、国民と共に。

 

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