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2025年2月11日午後5時頃、タイ東部パタヤ沖のサーク島付近で、ロシア人の男性観光客(33)が観光船のスライダーで海に滑り降りた際に強く水面に衝突し、意識を失う事故が発生しました。救助隊が心肺蘇生を行いながら病院へ搬送しましたが、死亡が確認されました。
パタヤ市の海難救助隊およびスワンブーン財団の救助隊が、事故発生後に高速艇を出動させました。男性は観光船の後部に設置されたスライダーで海へ滑り降りた直後に強く水面に衝突しました。その後、自力で船に戻ったものの強い背中の痛みを訴え、突然倒れて意識を失ったということです。船長が救助隊に通報し、現場で心肺蘇生が試みられましたが回復せず、パタヤ市内の病院に搬送されました。しかし、医師による約30分間の蘇生措置も実らず、死亡が確認されました。
パタヤ観光警察によりますと、男性は2月9日にパタヤに到着し、11日に観光船ツアーに参加していたことが確認されました。警察は、体格が大きかったため水面に強く衝突し、その衝撃が意識喪失や死亡の原因になった可能性があるとみています。
正確な死因を特定するため、パタヤ警察署が遺体を警察病院の法医学研究所へ送って詳しく検査を行う予定です。警察は、事故の経緯や安全対策についても引き続き調査を進めるとしています。
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