バンコク大学、暴行事件で追加の学生を退学処分～後輩に熱いスープかける

バンコク大学は2025年2月11日、学内の暴行事件に関与した学生を退学処分とする第3号声明を発表しました。今回の処分は、大学の駐車場で後輩学生が暴行を受け、無理やり髪を切られる様子が拡散された動画を受けたもので、大学側は「法律違反であり、身体的・精神的な被害をもたらす重大な行為」と判断し、関与した学生全員の即時除籍を決定しました。

大学はすでに、以前の声明で2名の学生を退学処分としていました。彼らは後輩学生へ熱いスープをかける行為を行い、その様子がSNSで拡散されていました。今回の声明では、新たな映像を確認した上で、さらに関与が認められた学生を処分対象としました。

一方、報道によりますと、この事件に関与したとして新たに8名の学生が2月10日夜に逮捕されたとのことです。警察は、これらの学生が先に処分された者と共謀し、暴行に関与したとみて捜査を進めています。

バンコク大学は「規則違反および法律に反する行為には厳正に対応する」と改めて表明し、今後も厳格な姿勢で臨む方針を示しました。

■Bangkok University fires more LGBTQ+ gang members