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タイ警察中央捜査局傘下のサイバー警察とタイ入国管理局は2025年2月5日、南部プーケットでヨーロッパ人のハッカー4人を逮捕しました。4人はスイスの企業17社のコンピューターネットワークにランサムウェアを仕掛け、大規模な被害をもたらした疑いが持たれています。各報道が伝えています。
警察によると、サイバー警察の捜査官がプーケット警察および入国管理警察と合同で捜索を行い、4人を逮捕しました。押収された証拠品には、ノートパソコン、スマートフォン、デジタルウォレットなど40点以上が含まれているとのことです。
この4人は「Phobos(フォボス)」と呼ばれるランサムウェアを使用し、スイス国内の企業のネットワークを暗号化。データの復元と引き換えに身代金を要求していたとされています。さらに、世界中の約1,000人の被害者から総額1,600万米ドル(約23億円)相当のビットコインを盗んだ疑いもあります。
スイス連邦政府は、容疑者4人の身柄引き渡しをタイ政府に要請しており、今後、スイスでの刑事訴追が検討される見通しです。
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