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パタヤでロシア人観光客がひったくりの被害に遭った事件で、タイ警察は2025年2月8日未明、事件発生からわずか6時間後に少年3人を逮捕しました。各報道が伝えています。
事件は2月7日深夜、チョンブリー県バンラムン郡ノンプルーのワット・ブンカンジャナラム・ソイ8で発生しました。被害者のロシア人女性は、スマートフォン2台、現金4,500バーツ、重要書類を奪われました。通報を受けたパタヤ警察署と観光警察が直ちに捜査を開始し、容疑者を追跡しました。
2月8日午前4時6分、警察は16歳の少年2人と18歳の少年1人を、ワット・ブンカンジャナラム・ソイ5の家で逮捕しました。押収品には、被害者のスマートフォン2台、パスポート、逃走に使われたバイク(ホンダ・ウェーブ110、青黒)が含まれています。
警察が潜伏先を特定し踏み込んだところ、少年たちは大麻を吸い、クラトム茶を飲みながら過ごしていました。現場には犯行に使用されたバイクがナンバープレートを外された状態で隠されており、その場で身柄を確保されました。
取り調べに対し、容疑者らは犯行を認めています。16歳の少年がバイクを運転し、もう1人が後部座席に乗り、18歳の少年が被害者のバッグを引きちぎったということです。奪った金は大麻やクラトム茶、薬物の購入資金に充てる予定だったと供述しています。また、彼らは昨年12月25日、ベルギー人の80歳男性を刃物で襲い、7,000バーツを奪った事件にも関与していたことが判明しました。この事件の共犯者はすでに逮捕されています。
警察は防犯カメラの映像などの証拠をもとに、少年らを捜査官に引き渡し、法的手続きを進める方針です。被害者のロシア人女性は迅速な捜査と逮捕に感謝の意を示し、警察の対応を高く評価しています。
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