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地理情報・宇宙技術開発機関(GISTDA)の発表によると、2025年2月2日(日)朝の時点でタイ77県のうち64県が安全基準を超えるスモッグに覆われました。特に17県ではPM2.5の濃度が「健康に有害」とされる赤色レベルに達しており、シンブリー県が最も深刻な状況となりました。バンコクポストが伝えています。
大気汚染の安全基準値はPM2.5の濃度37.5µg/m³以下とされていますが、多くの地域でこれを大きく超えた数値が観測されました。汚染が深刻な県には、シーサケット県、ウボンラチャタニ県、ロッブリー県、サラブリー県などが含まれています。
一方、13県では安全な空気質が確認され、チェンマイ県やラムプーン県では「非常に良好」なレベルの空気質が観測されました。さらに、バンコク都やアユタヤ県を含む47県では、PM2.5の濃度が健康に影響を及ぼす可能性のあるオレンジレベルに達しています。
専門家は、大気汚染の影響を最小限に抑えるため、屋外活動を控え、マスクの着用を推奨。今後も汚染の動向に注意を払う必要があります。
■Unsafe levels of smog in 64 of 77 Thai provinces
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