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タイ入国管理局は2025年1月28日、バンコク・ラクシー区の商業ビルで違法に大麻を栽培・販売していたとして、ベトナム人の男を逮捕しました。ビル全体が栽培・加工施設として運営され、周辺住民は強烈な大麻の臭いに悩まされていました。各報道が伝えています。
逮捕されたのはベトナム人の男は、取り調べに対し「タイ人の雇い主に月2万バーツで雇われ、約4か月前から大麻の世話をしていた」と供述。雇い主の身元は明らかになっていません。
入国管理局捜査部は、不審なベトナム人グループの存在と、近隣住民からの臭いや騒音の苦情を受け、調査を進めていました。捜査の結果、バンコク・ガームウォンワーン32通りの商業ビル内で、大麻が違法に栽培されていることが判明。裁判所の令状を取得し、警察や伝統医療・代替医療局と協力して摘発を実施したました。
商業ビルは3棟4階建てで、1階は肥料の保管場所と作業員の宿泊施設となっており、6~7人が居住可能でした。2階から4階は、大麻の栽培施設として改造されており、空調設備やLED照明、灌漑システムなどが整備されていましたた。
捜索の結果、乾燥大麻の花1袋、収穫済みの大麻242株、未成熟の大麻232株、大麻の苗木455株が押収されました。
当局は容疑者に「無許可での労働」および「無許可での大麻販売・加工」の罪を適用。また、施設は保健省の許可を取得しておらず、運営企業や関係者も処罰の対象となる見込みです。違法な大麻栽培・販売に関与した者には、1年以下の禁錮または2万バーツ以下の罰金、またはその両方が科される可能性があります。
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