両替レート
|
THAILAND HYPERLINKS ไทยแลนด์ ไฮเปอร์ลิงค์ タイ旅行やタイ生活とタイエンタテイメントのポータルサイト
タイ政府は、2025年5月1日からタイへの全外国人入国者に対し、「オンラインTM6フォーム」の提出を義務付けると発表しました。これまで紙ベースで提供されていたTM6入国管理カードがデジタル化され、入国手続きの簡略化と効率化が進められます。
TM6フォームは、タイに入国する外国人旅行者が入国時に記入するカードで、氏名やパスポート番号、入国目的、滞在先住所などの情報が含まれます。これらの情報は、タイ滞在中の観光客の管理や出入国の記録に活用されています。
観光・スポーツ省によると、オンラインTM6フォームの導入は、観光客の追跡や安全性の向上を目的としています。また、観光産業の回復を目指す中で、タイを訪れる外国人の利便性を高める施策としても位置づけられています。
これにより、従来の紙ベースの手続きが不要になり、タイ滞在中の観光客をより効率的に管理できるようになります。同省の事務次官は「オンライン化により手続きが簡単になり、タイの安全性に対する信頼も高まる」と述べています。
1月中に観光・スポーツ省は、外務省やタイ国政府観光庁、航空会社、ホテル、旅行代理店など関係機関を招いて説明会を開催予定です。また、入国管理局がオンラインシステムのデモを実施し、各関係者とともに運用の詳細を調整するとのことです。
タイ政府は、以前から計画されている300バーツ（約1,200円）の入国料金導入について、システム安定化までの期間は見送る可能性が高いとしています。政府関係者は「TM6のデジタル化が完全に運用できるまで数カ月から1年程度かかる可能性がある」と説明しており、観光料金の導入はその後になる見通しです。
また、観光客の事前登録制度である「電子渡航認証」などの新しい入国手続き案についても、今回のオンラインTM6プロセスが安定するまで延期される可能性があるとのことです。
▼関連記事
タイ入国料（観光税）300バーツ、航空旅客から導入へ
新タイ観光大臣、棚上げ中の入国料300バーツ徴収開始を目指す
タイ入国料徴収は棚上げ、外国人観光客向けの代替保険を模索
タイ入国料300バーツの徴収開始が延期、2024年1月1日から
タイ入国料300バーツ徴収開始は2024年から？
タイ入国時の「Thailand Tourism Fee：TTF」徴収（300バーツ）は2023年9月1日から
タイ入国料300バーツの徴収延期、2023年9月1日スタートへ
タイ入国税は陸海路150バーツ・空路300バーツ、2023年6月1日より徴収開始
タイ観光大臣「入国税の開始は6月まで延期」
タイ入国料300バーツの徴収開始、少なくとも2ヶ月は延期
2022年4月からタイ入国料300バーツ、航空運賃に含む
タイ入国時に外国人旅行者から300バーツ徴収
