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【2025年1月22日】タイ警察中央捜査局(CIB)は、傘下の天然資源・環境関連犯罪抑制局、いわゆる森林警察と連携し、東南アジアの亜熱帯地域に生息するヒヨドリ科の鳥であるコウラウン(นกปรอดหัวโขน)の密売を摘発。密売ネットワークの中心地を直撃し、違法取引の現場を完全に制圧した。
SNS上の怪しい投稿が捜査の端緒となった。Facebookでの密売情報を追跡したCIBは、トラン県の容疑者宅で違法な保管と取引が行われている証拠を突き止めた。容疑者はコウラウンを大量に仕入れ、自宅で保管しては販売するという手口を繰り返していたのだ。
裁判所の令状を手に、CIBの捜査チームが現場に踏み込むと、籠に閉じ込められた4羽のコウラウンが発見された。容疑者は許可証を一切所持しておらず、密売の事実を否定することもできなかった。違法に取引される運命にあった鳥たちはその場で保護され、容疑者は法的措置を受けることとなった。
この摘発は、CIBの揺るぎない決意と能力を示すものに違いない。天然資源の保護は国家的な使命であり、違法取引の闇はもはや見過ごされることはない。
タイ中央捜査局(CIB)
プロフェッショナルで中立、国民と共に。
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