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タイ警察は2025年1月22日、中国から密輸された豚肉約15,000キログラムを押収したと発表しました。押収された品には、豚の乳房部分や内蔵などが含まれており、違法な輸入計画が明るみに出ました。この捜査により、容疑者数名が逮捕され、さらなる調査が進められています。
捜査の発端は、東北部を経由し首都バンコクへ大量の豚肉が運び込まれるとの情報でした。メコン川周辺での監視中、不審な動きを確認。密輸犯は「アリの軍隊方式」と呼ばれる分散輸送手法を用いて、複数の小型トラックに分けて豚肉を運搬していました。これを追跡した捜査班は、ロイエット県内で3台の車両を押収。冷凍された豚の乳房部分(「パクノム」と呼ばれる部位)や内臓が発見されました。
包装には中国語のラベルが貼られており、輸入経路としてラオスを経由した可能性が高いとされています。押収物の総重量は約15,000キログラムに達し、推定市場価格は200万バーツと見積もられています。発見された部位が一般消費者に流通する寸前で阻止された形となりました。
現在、押収物は動物防疫法および関税法に基づき関連機関に引き渡され、密輸ネットワークの全容解明に向けた調査が続けられています。
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