バンコク、2025年「世界で2番目に優れた都市」に選出

   

2025年1月20日 配信

 
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イギリスのライフスタイル誌『タイムアウト』が発表した2025年の「世界のベスト都市」ランキングで、バンコクが第2位に選ばれたことが明らかになりました。この結果を受けて、タイのぺートンターン・チナワット首相は2025年1月19日にSNSに投稿し、タイ国民への喜びのメッセージを伝えました。



ぺートンターン首相は、自身のXアカウントで次のように述べました。

「本日はタイ国民にとってまた嬉しいニュースです。『タイムアウト』が約2万人の観光客を対象に行った調査の結果、バンコクが2025年の『世界のベスト都市』ランキングで第2位に選ばれました。この調査では、#タイ料理 (#ThaiFood) や #タイ文化 (#ThaiCulture) が観光客を惹きつけ、再訪を促す主な要因であると評価されています。これこそがタイの魅力です!」

さらにぺートンターン首相は、バンコクだけでなくタイ全土の都市を発展させ、観光客がより長く滞在できる環境づくりを進める意向を示しました。「観光客には、バンコク以外の美しい都市や隠れた名所(Hidden Gems)を楽しんでほしい」と語り、政府としても都市の安全性を高め、便利な移動手段を提供する「簡単な移動」政策(Ease of Travelling policy)を推進していくと約束しました。

『タイムアウト』のランキングは、世界中の都市住民や観光客の意見を集約したものです。今年は「住みやすさ」(Liveability)が主要な評価基準となり、都市の居心地の良さや安全性、幸福感が重視されました。

バンコクは特に以下の点で高い評価を受けています。
幸福感では住民が生活に満足している割合が高く、多くの人が「幸せ」と感じていることが挙げられます。また、手頃な価格についても、住民の84%が外食や映画鑑賞などの日常的な活動を「手頃で簡単に楽しめる」と評価しています。料理の質については、86%の回答者がバンコクの料理を「良い」または「素晴らしい」と回答しました。

都市計画の専門家は、バンコクについて「バンコクは、芳醇なストリートフードから豪華な高級料理まで、他に類を見ない多様性を提供しています。チャオプラヤ川沿いには世界クラスのホテルが立ち並び、壮大な雰囲気を醸し出しています。一方で、市内の公共公園が街にエネルギーを与え、その美しさをさらに引き立てています」とコメントしています。

今回の結果を受け、バンコク首都行政庁(BMA)は、都市の魅力をさらに向上させる取り組みを加速させるとしています。タイ全土での観光促進と都市開発が、今後どのように進化していくのか注目されます。

 

 
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