倉庫・製材所で火災が発生、バンコク・バンポー地区で4社が被害

バンコク都バンスー区プラチャーラート・サーイ1通りソイ23に位置する倉庫および製材所で2025年1月18日、火災が発生し、被害は4社に及びました。幸い死傷者は出ませんでした。現時点では被害額の見積もりはされておらず、原因究明のために鑑識官の調査が待たれています。

火災の鎮火には3時間以上を要しました。建物の構造が崩壊する恐れがあるため、関係者以外の立ち入りは禁止されています。

火災が発生した敷地は約4ライ（約6,400平方メートル）で、大型倉庫が建設されており、4社がこの敷地内で事業を営んでいました。これらの企業は、木製のドアや窓枠の製造、据え置き型扇風機の製造を行っていました。

現場にいた従業員によると、木製のドア枠を製造する会社で作業中に異臭を感じ、確認すると会社の中央部で火が燃え上がっていました。消火器を使用して消火を試みましたが、火は屋根に広がり、隣接する会社にも燃え広がりました。幸いにも火災が発生した日は休日だったため、従業員は勤務していませんでした。

木製のドア枠を製造するブアンシアンタイ社のオーナーであるサティット氏は、火災によって木材や機械などの財産が被害を受けたと述べました。火災保険に加入しているものの、損害額に見合う補償が得られるかどうかは不明だとしています。