タイの空港、中国正月の観光客急増に対応準備完了～混雑時は出発の3時間前に空港到着を推奨

タイ運輸省は、中国正月（春節）期間中に観光客の大幅な増加が予想される中、主要空港での受け入れ態勢を強化していることを発表しました。タイ広報局が2025年1月16日に伝えています。

タイ空港公社（AOT）が管理する6つの国際空港（スワンナプーム、ドンムアン、プーケット、チェンマイ、ハジャイ、チェンライ）は、2025年1月24日から2月2日までの中国正月期間中に約403万人の乗客を迎える見込みです。これに伴い、各空港では特別対応が実施されます。

観光客の急増に対応するため、運輸大臣はタイ空港公社および関連機関に対し、職員の増員や乗客のための休憩スペースの確保、自動生体認証システムを活用したチェックイン手続きの効率化などを指示しました。また、安全管理システム（SMS）を徹底し、滑走路エリアでの鳥や動物によるリスクを評価するなど、安全運行の維持に努めるとしています。

混雑する時間帯には、スムーズな手続きを行うため、乗客に対して「出発の2～3時間前に空港へ到着すること」が推奨されています。