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タイ産果物の安全性向上へ 厳格な輸出規制と品質管理の強化

2025年1月16日 配信

タイ農業・協同組合省は、タイ産果物の化学汚染問題に対処するため、より厳格な規制を導入する方針を発表しました。この措置は、中国が禁止薬品ベーシックイエロー2を検出したことを理由にドリアン輸入を停止したとの報告を受けたものです。



ナルモン・ピニョシンワット農業・共同組合大臣によると、中国はタイ産果物にとって最大の輸出市場であり、2024年には輸出量の89%を占めました。同年1月から11月までの間に、タイは1,817万トンの生鮮果物を輸出し、その価値は1,771億3,100万バーツに達しました。主要輸出品目はドリアン、マンゴスチン、ロンガンです。

ナルモン大臣は、ぺートンターン・チナワット首相とともに2月5日から7日にかけて中国を訪問し、中国当局にタイ産果物の品質と安全性を保証するとともに、貿易関係のさらなる強化について協議する予定です。

 

「ゼロセット」政策で品質管理を徹底

タイ農業・協同組合省は、果物の品質管理を徹底するため、「ゼロセット」政策を推進しています。この政策には、「4つの禁止事項」が含まれており、未成熟果実の輸出禁止、害虫の防止、無許可の代替品禁止、禁止薬品の使用禁止が明確に規定されています。

タイ政府は、新しい規制を通じて輸出品の安全性と品質を向上させ、主要輸出市場である中国をはじめとする国々との信頼関係を強化することを目指しています。

 

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