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タイ警察中央捜査局(CIB)は2025年1月15日、57歳のイギリス国籍の男を逮捕したと発表しました。男は「虚偽の申告」や「偽造文書の使用」などの容疑を受け、タイ人妻の財産を不正に売却した疑いが持たれています。逮捕はスワンナプーム空港で行われました。
捜査によると、男はパタヤに拠点を置く会社の取締役であり、タイ人妻と共に土地を購入していました。しかし男は、土地権利書が紛失したと警察に虚偽の申告を行い、新たに発行された土地権利書を利用して土地と会社の株式を約2000万バーツで第三者に売却しました。この取引について、タイ人妻を含む元株主たちは一切知らされていませんでした。
元株主たちが事態に気付いたのは、会社を訪れた際に見知らぬ人物が業務を行っていたことがきっかけです。商務省で確認したところ、自身の名前が株主名簿から削除され、新たな株主が登録されていることが判明しました。また、土地権利書の所有者名も変更されており、この事態を受けて被害者たちは警察に訴え出ました。
タイ中央捜査局は、男が再入国するとの情報を得てスワンナプーム空港で張り込みを実施。容疑者本人を確認し逮捕しました。逮捕時に容疑を告げた上で男を捜査官に引き渡し、今後法的手続きが進められます。
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