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日本貿易振興機構（ジェトロ）は2024年1月8日、「2024年度タイ国日本食レストラン調査」の結果を発表しました。この調査によると、2024年のタイ国内における日本食レストランの店舗数は5,916店舗となり、前年の5,751店舗から165店舗（前年比2.9％）増加しました。
地域別に見ると、すべての地域で店舗数が増加しました。バンコクおよびその近郊5県ではそれぞれ2.7％の増加を記録し、地方都市ではさらに高い3.1％の増加率となりました。
業種別では、そば・うどん店が16.1％増、喫茶店が13.1％増、居酒屋が9.8％増と特に高い成長を見せました。一方で、これまで店舗数トップだった「すし」の店舗数は6.8％減の1,279店舗に減少し、「総合和食」（注2）の1,439店舗に次ぐ結果となりました。
すし店舗数の減少について、関係者の分析では以下の理由が挙げられています。近年、手頃な価格で高品質なすしを提供する店舗が増加したことで、消費者がすしに求める基準が全体的に高まり、店舗間の競争が激化していると指摘されています。
2024 Survey of Japanese Restaurants (2024年度 タイ国日本食レストラン調査)
日本食レストラン店舗数調査 業種別
総合和食 1,439店舗
寿司 1,431 1,279店舗
ラーメン 802店舗
居酒屋 480店舗
すき/しゃぶ 448店舗
焼肉 433店舗
喫茶 329店舗
丼専門 162店舗
カレー/オムライス 156店舗
総合洋食 151店舗
揚げ物専門 149店舗
鉄板焼き 52店舗
蕎麦/うどん 36店舗
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調査期間：
・店舗数調査： 2024年8月15日～10月31日
・状況ヒアリング調査(21社・団体)： 2024年11月1日～12月27日
調査方法：
・各社ホームページ、Facebookページ
・関連する新聞マスコミ報道
・電話取材
対象店舗：
・日本食または日本風にアレンジされた料理を提供する店
・日本食メニューが過半であること
・客席具備の外食店舗
（※客席を具備しないデリバリー専門店は対象外）
