母子を刃物で脅した強盗犯を逮捕、拉致してATMへ

タイ警察は2025年1月8日、2022年11月に発生した強盗事件の犯人、ピチェート容疑者（41歳）を逮捕しました。ピチェート容疑者は、共犯者3人とともに、母子を刃物で脅してATMから現金13,000バーツを引き出させ、強奪した疑いが持たれています。

事件は、2022年11月1日午後4時頃、バンコク都内の路上で発生しました。ピチェート容疑者らは、被害者である母子を刃物で脅し、近くのATMに連れて行き、現金を引き出させて奪いました。その後、被害者らをプミポン橋の下に置き去りにして逃走しました。

タイ警察は、周辺の防犯カメラの映像や目撃情報などから、ピチェート容疑者らの行方を追っていました。そして2025年1月8日、バンコク都内のクリニック前でピチェート容疑者を発見し、逮捕しました。

取り調べに対し、ピチェート容疑者は容疑を認めており、「友人らに誘われて犯行に及んだ」と供述しています。

タイ警察は、共犯者3人の行方を追うとともに、事件の詳しい経緯を調べています。

市民への注意喚起
今回の事件を受け、タイ警察市民に対し、強盗被害から身を守るための注意を呼びかけています。

• 常にスマートフォンを操作し続けることを避ける
• 視界が遮られる場所や照明が少ない道を避ける
• 夜間に照明のない歩道橋の使用を避ける
• 公衆トイレを利用する際は一人で入らないか、周囲を確認してから入る

緊急事態が発生した場合は、すぐに191番に通報してください。

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