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タイ国鉄(SRT)と運輸省は、年末年始休暇期間中の安全で快適な鉄道利用を促進するための特別対策を発表しました。この休暇シーズンには、12月27日から1月初旬にかけて、数百万人の旅行者が公共交通機関を利用すると見込まれており、タイ国鉄は輸送力の拡大と安全性の強化を図る計画です。2024年12月23日にタイ国営メディアNNTが伝えています。
タイ国鉄は、北部、東北部、南部路線で18本の特別列車を運行することを発表。これにより、12,000人分の追加座席を確保しました。これらの列車は、オンライン予約システム「D-Ticket」または全国の主要駅で予約可能です。また、定期列車や通勤列車にも追加車両を連結し、1日あたり10万人以上の乗客に対応することで、混雑の緩和を目指します。
休暇期間中、SRTは安全対策を徹底します。乗務員は勤務前にアルコールおよび薬物検査を受けることが義務付けられ、駅や車内ではCCTVを用いた監視体制が強化されます。さらに、旅行者をサポートするため、「SRT安全センター」が24時間体制で運営され、緊急時にも迅速に対応することが可能です。
お祝いムードを盛り上げるため、タイ国鉄はホアランポーン駅やクルンテープアピワット中央駅などの主要駅で、旅行者にギフトを配布します。保温水筒やシャワージェルなど実用的なアイテムが含まれており、旅の記念品として好評が予想されます。
新年のスタートを安心して迎えられるよう、タイ国鉄は引き続き利用者目線のサービス提供に努める方針です。安全と快適さを両立させた取り組みに、多くの旅行者からの期待が寄せられています。
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