サムイ島、暴走バイクの外国人に罰金3000バーツ

2024年12月20日夜、タイ南部スラタニ県のサムイ島のワットプラヤイ周辺で、オランダ国籍の28歳男性がオートバイによる危険運転を行い、警察により罰金処分を受けました。この男性は、ウイリー走行や爆音を響かせながら公道を走行しており、他の車両や通行人に危険を及ぼす行為が地元住民によって撮影され、SNSで拡散されました。各報道が伝えています。

ボプット警察署は動画を元に捜査を開始し、問題のオートバイを運転していた男性を特定。警察署に呼び出して事情を聴いたところ、本人が映像の人物であることを認めました。男性は、「法律違反になるとは思わなかった」「タイにはムエタイのトレーニングのために滞在しており、今回の件で皆さんに迷惑をかけたことを謝罪します」と述べ、再発防止を誓いました。

警察はこの男性に対し、危険運転の罪で罰金1,000バーツ、さらにタイ工業基準に適合しない排気管の使用に対して罰金2,000バーツを科しました。また、問題の排気管は没収され、破壊処分されることとなりました。警察は「次回同様の行為が確認されれば、厳しい法的措置を取る」と警告しています。

この事件を受け、地元住民の安全意識が高まる一方で、観光客への交通ルールの周知不足も浮き彫りになっています。警察は今後、観光客向けの法規制に関する情報提供を強化する方針です。

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