中国人グループによる自動車窃盗事件、容疑者2名を逮捕

タイ警察は2024年12月20日、外国人グループによる自動車窃盗事件で、中国籍の男2名を逮捕したと発表しました。逮捕されたのは41歳の男と39歳の男で、複数の駐車場で同様の手口で犯行を繰り返していたとみられています。

事件は市場や大学周辺の駐車場で発生していました。容疑者は2人1組で犯行に及び、1人が車のそばで電話を装って被害者を監視し、もう1人が車内に侵入して現金やクレジットカードを盗む手口を使用していました。盗まれたカードは即座に使用され、外国通貨での買い物に利用されていたとされています。

事件の一部は、防犯カメラの映像からも明らかになっており、逮捕時の容疑者の服装が映像と一致していたことが確認されています。

警察は署同士で連携し、同じ容疑者が関与したとみられる別の窃盗事件を確認しました。12月1日にはバンコク都内の2カ所で同日に窃盗が発生しており、高額な金製ネックレスや複数のクレジットカードが盗まれていました。いずれもカードの不正利用が試みられましたが、一部は利用を阻止することができました。

警察は、自動車利用者に対して、車を離れる際に確実にロックするよう注意を呼びかけています。また、ロックした後も周囲を確認し、不審者が車の近くにいないかを確認することを勧めています。