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タイ、乾癬治療のためのハーブパッチを開発

2024年12月20日 配信

タイ、乾癬治療のためのハーブパッチを開発

タイでは乾癬が深刻な健康問題となっており、2024年には外来患者数が2万人を超えるなど増加傾向が続いています。この疾患は現在、タイで3番目に多い皮膚病とされ、約170万人が乾癬を患っています。そのうち30%が標準治療を超える高度な治療を必要とする重症患者です。一回の治療にかかる平均費用は3,100バーツとされています。タイ国営メディアNNTが2024年12月19日に伝えています。



首相府副報道官によると、タイ伝統代替医療開発局は国内研究者と協力し、乾癬患者向けの革新的なハーブパッチを開発しました。このパッチはタイの伝統的な処方「Karun Osot」を基にしており、カンナビジオール(CBD)エキスを含む独自の成分配合が特徴です。

経皮吸収技術を活用した効果的な治療法

このハーブパッチは、経皮吸収技術を利用して皮膚の厚い斑点などの症状に直接作用し、軽度から中等度の患者に特に効果を発揮します。タイ伝統医学の治療法を求める患者にとって、新たな選択肢として期待されています。

国際的な評価と受賞歴

この革新的なハーブパッチは、ドイツのニュルンベルクで開催された「iENA 2024 国際発明展」で銀メダルを獲得。また、中国発明協会から特別賞を受賞し、国際的にもその効果と革新性が認められています。

乾癬患者へのメッセージ

乾癬患者は、全国の病院やクリニックでタイ伝統医療の専門家に相談することが推奨されています。詳細な情報については、タイ伝統代替医療開発局の公式FacebookページやLINEアカウント「@DTAM」、または電話番号02-149-5678までお問い合わせください。

 

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