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タイ南部プーケットのカロンビーチで2024年12月17日に水上バイクによる衝突事故が発生し、ロシア人観光客が死亡した事件で、警察は25歳のオーストリア人の男を容疑者として逮捕しました。
この事故は2024年12月17日、Sue Puen Mon Baiレストラン付近で発生しました。被害者は58歳のロシア人観光客さんで、事故当時は水泳を楽しんでいました。
当初、事件は溺死と見られていましたが、目撃者の証言や防犯カメラ映像により、スピードを出した水上バイクが被害者に衝突し、その後現場から逃走したことが判明しました。遺体は12月18日未明、地元の漁師によって発見されました。
捜査の結果、岸辺に残されていたホテルのロゴ入りビーチタオルから、被害者が単独で旅行中のロシア人観光客であることが確認されました。
周辺のホテルの防犯カメラを精査した結果、事故発生時に2人の外国人が水上バイクで同エリアを走行している姿が確認されました。地元の水上バイク貸出業者によると、事故当時に使用されていたのはChao Mai社のもので、5号機、10号機、12号機の3台が貸し出されていました。
このうち、5号機と12号機は一緒に行動していた外国人2名が借りたもので、5号機の前部には傷や塗装の損傷が確認されました。一方、12号機には損傷はありませんでした。調査の結果、5号機を運転していたのがオーストリア人の容疑者であることが判明しました。
警察は集中的な捜査の結果、容疑者がクラビー県のピピ島に滞在していることを突き止めました。12月19日午後6時30分頃、ピピ島警察、カロン警察、入国管理局、観光警察の協力により逮捕が実施されました。
容疑者氏は現在、「過失により死亡を招いた罪」で起訴されていますが、すべての容疑を否認しています。警察は引き続き詳細な調査を進める予定です。
■AUSTRIAN TOURIST ARRESTED IN FATAL JET SKI INCIDENT AT PHUKET BEACH
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