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ペートンターン・チナワット首相は、2024年12月15日から16日に行われたマレーシア公式訪問を受け、マレーシアとの協力プロジェクトを迅速に推進するよう閣僚に指示しました。12月17日に開催された第14回閣議で、首相は、インフラ整備や貿易促進に重点を置いた二国間および地域的なパートナーシップ強化の進捗状況を報告しました。タイ国営メディアNNTが12月17日に伝えています。
マレーシアのアンワル・イブラヒム首相や主要分野の大臣との会談では、進行中の共同プロジェクトを加速させることで合意しました。これには、ナラティワート県でのコーロック川の浚渫や第2スンガイコーロック橋の建設が含まれ、国境を越えた連携を強化することを目指しています。また、ソンクラー県サダオ地区の税関・出入国管理・検疫(CIQ)チェックポイントの改善が優先され、地域の物流や輸送ネットワークを効率化することも合意されました。
ペートンターン首相は、ラオス、タイ、マレーシア、シンガポールが参加する共同電力販売協定の重要性を強調しました。このプロジェクトは、地域のエネルギー統合を強化し、4か国すべての市民に経済的およびエネルギーの利益をもたらす可能性があると述べました。
首相は、関連する各省庁に対し、これらのプロジェクトを迅速に実施し、具体的な進展を図るよう指示しました。閣議では、各取り組みの進捗状況について2025年2月までに報告を受ける予定です。
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