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タイ運輸省は、ホアヒン空港を2025年中に国際空港へとアップグレードする計画を進めています。報道が伝えています。
運輸副大臣は2024年12月14日、運輸省が空港局、タイ航空無線局(Aeronautical Radio of Thailand)、その他の関連機関に対し、ホアヒン空港の運営を国際空港として認証するための準備を進めるよう指示したと発表しました。
利用者数が増加していることを受けて、空港の本格運用が国内外のフライトの増加につながり、人々がより便利に旅行できるようになるとしています。
また、空港の開発は観光業への利益にとどまらず、経済の活性化にも寄与すると期待されています。
空港局局長は、ホアヒン空港の開発計画には大きく分けて2つの主要プロジェクトがあると述べました。
1つ目は、滑走路の長さと幅を国際基準に合わせて拡張し、幅45メートルの滑走路を整備することです。これにより、大型機の受け入れが可能となります。このプロジェクトには約2億3,900万バーツの費用がかかり、滑走路の拡張工事はすでに完了し、現在、タイ民間航空局(CAAT)の基準検査を受けています。
2つ目は、道路トンネル、滑走路帯、および滑走路末端安全区域を拡張する計画です。このプロジェクトには約3億バーツの投資が必要とされており、現在、予算局による承認手続き中です。
空港局は12月中に契約を締結し、2025年1月に工事を開始する予定で、工事は2026年4月までに完了するとしています。
現在、ホアヒン空港ではボーイング737型機やエアバスA320型機など、約180人乗りの航空機を受け入れることが可能です。
また、拡張予定の旅客ターミナルは現在、1時間あたり約300人、年間約86万人の乗客に対応可能です。
現在、空港は国内線に対応しており、タイ・エアアジアがチェンマイ–ホアヒン間を週4便(日曜、月曜、水曜、金曜)運航しています。
■Thailand’s Hua Hin airport set to go ‘international’ next year
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