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タイ警察中央捜査局傘下のサイバー警察は2024年12月11日、北部ランパーン県メータ郡在住の21歳の女性インフルエンサーをオンライン賭博サイト宣伝の疑いで逮捕したと発表しました。
容疑者は、SNSのフォロワー数が100万人を超え、セクシーな画像や動画で人気を集めていました。
警察によると、容疑者は自身のSNSアカウントで、オンライン賭博サイトへのリンクを掲載し、サイトへのアクセスを誘導していました。その見返りとして、サイト運営者から1回あたり3,000~8,000バーツの報酬を受け取っていたということです。
容疑者の行為は、賭博法第12条の「当局の許可なく、直接的または間接的に他者を賭博に誘う広告を掲載または勧誘した」に該当する疑いがあります。
警察は、容疑者を逮捕したことを発表するとともに、国民に対し、オンライン賭博サイトの勧誘に注意するよう呼びかけました。高額なリターンやボーナスを謳っていても、実際には詐欺や他の犯罪に巻き込まれる可能性があるとしています。
また、インフルエンサーなど影響力のある人物に対しては、オンライン賭博サイトの宣伝を引き受けると、犯罪に加担することになる可能性があると警告しています。
今回の事件は、タイにおけるオンライン賭博の蔓延と、インフルエンサーによる違法な宣伝活動の増加を浮き彫りにしました。警察は今後、取り締まりを強化していく方針です。
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